東京都北区の児童買春事件 パパ活がきっかけで逮捕され弁護士が示談
Aさんは、高校2年生のVさんとパパ活をするようになり、月に1回程度レストランなどで食事をごちそうしたうえ、2万円程度の金銭を渡していました。
ある日、AさんはVさんと肉体関係を持ちたいと思うようになり、Vさんの同意のもと1回5万円で性交に及びました。
この事実がVさんの補導により明らかとなり、Aさんは児童買春の疑いで警視庁滝野川警察署に逮捕されました。
事件を知ったAさんの妻は、Vさんの両親が激怒していることを知り、弁護士に示談を依頼することにしました。
(フィクションです)
【パパ活と児童買春】
最近、日本において「パパ活」と呼ばれるものが問題視されるようになっています。
パパ活とは、主に若い女性が男性(「パパ」と呼ばれます)と一緒に食事などをし、その対価として食事代を奢ってもらったり、金銭やプレゼントなどをもらったりする行為です。
援助交際と異なり、パパ活は肉体関係を持つことが基本的にないとされています。
ですが、若い女性との交流を目的とする点は援助交際と共通と言え、性交に至る可能性があることは想像に難くありません。
もしパパ活を発端として児童と性交をしてしまうと、対価関係を伴うというパパ活の性質から、直ちに児童買春を疑われる可能性がある点には注意が必要です。
【児童買春事件における示談の役割】
児童買春は「被害者なき犯罪」と言われ、対価を受け取る児童が許せばいいかというとそういうわけではありません。
そのため、示談の成立が一般的な性犯罪ほど高く評価されないことが多々あります。
それでも、弁護士に依頼して示談交渉を行う価値は十分あると言えます。
なぜなら、児童買春事件における示談の相手方は児童の保護者であり、示談に至る過程で自身の内省を深めたり、保護者の処罰感情を弱めたりする余地があるからです。
こうした事情は刑を減軽する事情となりうるので、児童買春事件でもぜひ弁護士への示談の依頼をご検討ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、児童買春事件に強い弁護士が、示談をはじめとして、刑の減軽を実現すべくできる限りの弁護活動を行います。
ご家族などが児童買春の疑いで逮捕されたら、示談のことを含めて弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(警視庁滝野川警察署 初回接見費用:36,200円)