東京都品川区 自宅ガサでスマートフォンを押収 児童ポルノ所持で検挙
Ａさんは，ある日突然，警視庁品川警察署のガサを受けました。
そのガサで，Ａさんは，パソコンやスマートフォンなどを押収されました。
そして，後日，Ａさんは，スマートフォンの中に児童の裸などの画像を保存していたとして，警察から児童ポルノ所持の件で呼び出しを受けました。
Ａさんは，取調べの対応や今後の刑事事件の見通しなどについて，援交・淫行，刑事事件に詳しい弁護士に相談しました。
（フィクションです）
～ 児童ポルノとは ～
児童ポルノ法における児童ポルノとは，写真，電磁的記録に係る記録媒体その他の物と定義されています。
記録媒体とは，近年では見かけることが少なくなったＦＤ（フロッピーディスク），ＨＤＤ（ハードディスク），ＤＶＤ，ＢＬ，ＵＳＢメモリなどがあります。
また，スマートフォンでいえば，スマートフォンそのものが記録媒体ではなく，それに内蔵されているＳＤメモリカード，フラッシュメモリなどが記録媒体に当たるのです。
電磁的記録の定義も児童ポルノ法で定義されていますが，定義からでは何を指しているのかイメージしずらいです。
要は，画像データ（写真そのものではない）だと考えておけばいいでしょう。
以上のことを要約それば，児童ポルノとは，写真（そのもの），画像データが記録された記録媒体，その他の物ということになります。
～ 児童ポルノ所持にもいろいろ ～
児童ポルノ法では所持罪と言っても，その目的により，異なる罰則を設けています。
１ 自己の性的好奇心を満たす目的の所持（単純所持）⇒１年以下の懲役又は１００万円以下の罰金
２ 提供目的の所持⇒３年以下の懲役又は３００万円以下の罰金
３ 不特定若しくは多数の者に提供する目的の所持⇒５年以下の懲役若しくは５００万円以下の罰金，又は併科
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は，児童ポルノ等の刑事事件専門の法律事務所です。
児童ポルノ等でお困りの方は０１２０－６３１－８８１までお気軽にお電話ください。
無料法律相談，初回接見サービスを２４時間受け付けております。
（警視庁品川警察署への初回接見費用：３７，４００円）
