神奈川県平塚市で女子高生と援助交際で逮捕？刑事事件に強い弁護士の見解
～相談内容～
「ＳＮＳで知り合った１６歳の女子高生に援助交際を持ち掛けられたので、後日、ホテルで、女子高生に現金３万円を渡してセックスをしました。女子高生のメールアドレス等は削除していますが、警察に逮捕されるでしょうか？？」（平塚市 会社員Ａ）
（フィクションです。）
～その①～児童買春罪
児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律では、児童（１８歳未満の者，男女は問わない）等に対し、対償（お金など）を供与（約束）して性交等をすることを「児童買春」と定めています。
罰則は、５年以下の懲役又は３００万円以下の罰金です。
～その②～淫行条例
殆どの都道府県では、青少年との性交等を禁止し、それに違反した者を処罰する旨の条例を設けています。
しかし、条例によっては、青少年の定義や性交等に関する言い回し等が微妙に異なっています。
例えば、富山県では、青少年を「６歳以上１８歳未満の者(婚姻した女子を除く。)」と定めているのに対し、神奈川県では「満１８歳に達するまでの者（婚姻により成年に達したものとみなされる者を除く。）」と定めています。
また、性交等に関しては、福岡県では「いん行又はわいせつな行為」と定めているのに対し、神奈川県では「みだらな性行為又はわいせつな行為」と定めています。
罰則は、２年以下の懲役又は１００万円以下の罰金と定めている条例が多いようです。
～発覚のケースと逮捕のリスク～
かつては援交の相手が警察に逮捕されたり、補導されたりした際、提出した携帯電話の履歴等から援交が発覚するなどのケースがほとんどでした。
しかし、最近では、ＳＮＳの掲示板の書き込み、データサーバの捜査等から犯人を割り出すケースも増えてきているようです。したがって、ＳＮＳを介して女子高生と知り合い、連絡を取り合ったＡさんは逮捕されるリスクを有していると言えます。
逮捕されるリスクが完全になくなるのは公訴時効が成立したときです。
しかし、児童買春罪の公訴時効は５年、条例は３年と比較的長いです。
神奈川県平塚市で女子高生と援助交際をして、警察に逮捕されるか不安のある方は、お近くの弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
（神奈川県平塚警察署の初回接見費用 ３９,１００円）
