神奈川県相模原市 だ液購入で書類送検 援交事件専門弁護士が対応

神奈川県相模原市 だ液購入で書類送検 援交事件専門弁護士が対応

Aさんは,SNSで知り合った高校1年生のVさんに「だ液ちょうだい」ともちかけ,Vさんからだ液と下着3点を1万6,000円で買い取ったとして,神奈川県青少年保護育成条例違反神奈川県相模原警察署から呼び出しを受け,その後事件は検察庁へ書類送検されました。Aさんは,「Vさんに性的なことをすると逮捕されるので,だ液を買って性的欲求を満たそうと考えた」などと話しているようです。依頼を受けた援交事件専門の弁護士が対応しました。
(平成30年8月22日付ライブドアニュースを基に作成)

~ だ液の買い取りも処罰される! ~

神奈川県青少年保護育成条例(以下,「条例」)では,
1 青少年(18歳未満の者,ただし婚姻により成年に達した者を除く)からの着用済み下着等の買い受け,売却の委託,着用済み下着等の売却の相手方を青少年に紹介すること
2 青少年に対し,着王済み下着等を売却するように勧誘すること
を禁止しています(条例29条)。
罰則は「30万円以下の罰金」です(条例53条4項12号)。

ところで,下着等とは,青少年が一度着用した下着又は青少年のだ液若しくはふん尿をいい,青少年がこれらに該当すると称した下着,だ液又はふん尿を含むとされています(条例29条1項括弧書き)。つまり,だ液又はふん尿も買い受けの対象となりますので注意が必要です。また,上記のとおり罰則は低いですが,児童買春の罪淫行の罪と同様に逮捕される可能性はもちろんあります。実際の事例では,書類送検,つまり逮捕されないまま事件は検察庁へ送致されたようですが,それはたまたま今回,警察が逮捕の必要はないと判断しただけにすぎません。近年パパ活と称される援助交際をしてサイバー補導される学生が増えているようですから,援助交際にかかわった場合は早め早めに対応することが必要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,援交淫行事件をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。お困りの方は,弊所の無料法律相談初回接見サービス等のご利用をご検討いただければと思います。
(神奈川県相模原警察署までの初回接見費用:40,300円)

 

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