福岡市博多区の児童買春 示談しても不起訴は難しい? 刑事弁護士に無料相談

福岡市博多区の児童買春 示談しても不起訴は難しい? 刑事弁護士に無料相談

~ 相談 ~

私は(Aさん)は,V(16歳)と福岡市博多区内のホテルで児童買春をした件で,福岡地方検察庁から呼び出しを受けました。私としてはVさん側と示談して不起訴を獲得したいと考えています。児童買春での不起訴獲得は難しいと聞きましたが本当でしょうか?
(フィクションです)

~ 児童買春で示談しても不起訴(起訴猶予)は難しい? ~

児童買春の罪は非親告罪です。親告罪とは検察官が起訴するにあたって被害者等の告訴を必要とする罪をいいますから,非親告罪とは,その反対で,検察官が起訴するにあたって被害者等の告訴を必要としない罪ということになります。

児童買春の罪について定めた「児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等い関する法律」の立法時,児童買春の罪を非親告罪とした理由について次のように説明されているようです。
児童買春の罪については,加害者者やその背後の組織的背景の報復を恐れて告訴できなかったり,保護者への金銭の支払いで示談をし,告訴を取り下げさせたりすようなことが通常の性犯罪以上に多いことも考えられ,これを親告罪とすると,児童買春の相手方となった児童の保護や,児童を性欲の対象としてとらえる風潮の抑制,児童一般の心身の成長への重大な影響の防止を十分に図ることが困難となる」(よくわかる改正児童買春・児童ポルノ禁止法P167)。

児童買春の罪について親告罪とすると,示談告訴取り下げ→不起訴となることが多くなることを懸念して児童買春の罪を非親告罪としたというのですから,児童買春の罪については,示談の事実を重要視しない,あるいは考慮しないとも考えられそうです。そうであれば,確かに,児童買春の罪で不起訴を獲得することは難しくなるかもしれません。しかし,淫行の罪のように,児童買春の罪と同様の趣旨から非親告罪とされている罪や,かつては親告罪,今は非親告罪のとなった強制わいせつ罪,強制性交等罪(旧:強姦罪)などの罪ですら,示談不起訴の事例はあります。よって,児童買春の罪だけが特別扱いされる理由はありません。

そもそも,いずれの罪も被害者を保護するために設けられた罪ですから,自分のしたことをお認めになる場合は,まずは被害者様,保護者様の被った被害に思いをいたし,真摯に謝罪し,慰謝の措置を講じるべきですし,非常に重要です。その行きつく先が示談不起訴獲得という結果だとお考えになるべきでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,児童買春をはじめとする刑事事件を専門の法律事務所です。児童買春での示談,不起訴獲得なら弊所の弁護士に刑事弁護をご依頼ください。0120-631-881で24時間,無料法律相談,初回接見サービスを受け付けております。
(福岡県警察博多警察署までの初回接見費用:34,300円)

 

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