事件を秘密にしたい場合② 東京都八王子市の淫行事件

事件を秘密にしたい場合② 東京都八王子市の淫行事件

警視庁八王子警察署は、出会い系の交流サイトで知り合った中学生の少女にみだらな行為をした疑いで、東京都青少年の健全な育成に関する条例違反の疑いで男を逮捕した。
逮捕容疑は、八王子市内のコンビニのトイレで、中学生の少女(15)にみだらな行為をした疑い。
(2018年11月8日サンスポ配信の記事を参考に作成したフィクションです。昨日のコラムから地名と警察署名を変えています。)

~事件を秘密にしたい場合②~

通常、逮捕されたり、取調べのために警察から呼び出しを受けたからといって、それが第三者に伝わることはありません。
また、逮捕されたからといって、または警察から呼び出しを受けたからといって、必ず報道されるというわけではありません。
逮捕されている事件に限って考えても、日本では毎年何十万人と逮捕されているため、そのすべてを報道することは不可能だからです。)
ただし、事件の報道に関しては、公務員や地位のある方の起こした事件の場合は、社会的に関心を集めやすいため、マスコミに報道されてしまいやすい傾向にあります。
冒頭の事例の参考にしたニュースでも、逮捕されたのは陸上自衛隊の自衛官の方です。

報道されないケースであっても、事件のことが伝わらないと安心できるわけではありません。
刑事事件を起こしてしまった場合、職場や学校に知られてしまうのは、多くの場合、逮捕や勾留による身柄拘束で、会社や学校と連絡が取れなくなってしまうことによります。
逮捕・勾留されて身柄拘束が長期化した場合には、通常は学校や会社から休む・休んだ理由を問われることになります。
ご家族を通して職場や学校に連絡を入れることになることが多いと思われますが、長期間会社や学校を休む言い訳がどんどん苦しくなっていき、最終的には事実を言わざるを得ない状況に追い込まれることがよくあります。
弊所にいただいたご相談の中にも、休む理由を病欠だと話したケースで、診断書を出すように言われたり、「本人から直接欠勤の連絡をしてほしい」と言われたりして、ご家族が困ってしまい、事件のことを話さざるをえなくなったというケースがあります。

逮捕・勾留で長期間身体拘束されることを防ぐためには、1日でも早い示談が重要です。
被害届が出されて警察が動く前であれば、示談により被害届が出ることを防ぎ、ひいては逮捕を回避できる可能性があります。
警察が動いた後であっても、逮捕前に示談を成立させることができれば、警察と交渉して逮捕を回避できる可能性があります。
逮捕されてしまった場合でも、示談を成立させることができれば、早期に釈放される可能性が出てきます。

身体拘束を未然に防ぎたい、1日でも早い釈放を目指したい場合は、できるだけ早い段階で弁護士に依頼をすることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、援交・淫行事件でお困りの方を全力でサポートする刑事事件専門の法律事務所です。
事件のことを学校や会社に知られたくないという場合は、まずは無料法律相談か初回接見サービスをご利用ください。
(警視庁八王子警察署への初回接見費用:34,900円)

 

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