サイバーパトロールで淫行が発覚 東京都品川区の淫行事件に詳しい弁護士
今年6月20日,北海道白石警察署は,札幌管区気象台職員の男性が,平成30年3月7日,札幌市北区のラブホテルで,青少年である女子中学生(16歳)に対し淫行(性行)したとして,北海道青少年健全育成条例違反の疑いで,同年6月20日に男性を逮捕しました。
2人はツイッターの投稿を通じて知り合い,サイバーパトロールで淫行の疑いが発覚し,男性の逮捕へと至ったようです。
(平成30年6月20日産経ニュースの記事を引用しています)
~ ネットによる違法・有害情報の通報窓口経由の検挙件数が増加 ~
警察庁によるインターネット上の違法・有害情報の通報窓口である「インターネット・ホットラインセンター」の通報受理状況は年々増加しています。
2010年時点での通報件数は,約7万8千件で,対前年同期比で25%増加しています。
このうち,警察庁が違法情報に該当すると判断した件数が,約1万8千件(対前年同期比75%増)となっています。
そして,警察庁では2008年10月より,インターネット上の違法情報を収集して同センターに通報する「サイバーパトロール」業務を外部委託しており,上記違法情報の総数のうち3628件(約19.5%)がサイバーパトロールからの通報でした。
近年はインターネットの環境が整い,SNSや出会い系アプリ,掲示板などを介して容易に青少年と連絡を取り合うことができるよういなっています。
よって,今後もサイバーパトロールによる淫行事件の認知・通報件数は増加していくことも予想されます。
青少年に対する淫行事件では,加害者(被疑者)が青少年の顔等を認識し,場合によっては青少年の住所や連絡先などの個人情報を把握している場合もあります。
その場合,加害者が被害者と接触し,証拠隠滅のおそれがあるとして逮捕・勾留され,長期間身柄拘束される可能性も出てきます。
そうなれば,解雇,給料の減額,社会的信用の失墜など様々な不利益を被る可能性も出てきますので,そのような不利益を少しでも軽減させたい場合は,早め早めに弁護士に刑事弁護を依頼することが賢明です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,淫行事件をはじめとする刑事事件のみを取り扱う法律事務所です。
お困りの方は,弊所の無料法律相談または初回接見サービスのご利用をご検討ください。
(警視庁品川警察署への初回接見費用:37,400円)